「つながること」そのものが遊び
小さな赤ちゃんにとって、パパの声、顔、動き、そして注がれるまなざしは、それだけで興味深いものです。意味のあるひとときを過ごすために、手の込んだ工作などをする必要はありません。
赤ちゃんが起きている時間や、自分の体調・エネルギーに合わせて遊びを選びましょう。赤ちゃんが疲れていたり、刺激を受けすぎていたり、お腹が空いてきた様子を見せたりしたら、そこで切り上げます。
2分でできる遊びのメニュー
おむつ替えの実況中継、ゆっくり部屋を回る「お部屋ツアー」、お決まりの歌を歌う、コントラストの強いカードを見る、床に寝転がって顔を見合わせる、あるいはタイミングが合えばベビーカーで散歩に出かける、といったことを試してみてください。
- 新生児期:声、顔、コントラスト(明暗差)、穏やかな動き。
- 少し成長した乳児期:感触を楽しむバスケット、間(ま)のある歌、いないいないばあ、床での遊び。
- 動き回る時期:シンプルな容器、絵本、見守りながらの運動遊び。
繰り返しが大切
赤ちゃんは新しいことよりも、慣れ親しんだリズムを好むことがよくあります。お気に入りの遊びをいくつか「持ちネタ」にして、自分なりのスタイルにしてみましょう。パパの繰り返される声や、いつも変わらない安心感のある存在そのものが、遊びの一部なのです。
赤ちゃんのサインと自分のエネルギーに合わせて選ぶ
疲れているパパに、すごい遊びのリストは必要ありません。歌、短い絵本、お部屋ツアー、数分間顔を見合わせる時間、あるいはタイミングが合えば穏やかな散歩など、赤ちゃんの起きている時間や、自分が無理なく向き合える度合いに合ったものを選びましょう。
タイマーではなく、赤ちゃんをよく見て。顔を背ける、ぐずる、体をこわばらせる、あくびをする、あるいは興味を失うといった様子が見られたら、それは「ひと休み」のサインかもしれません。特に小さな赤ちゃんの場合、活動を途中でやめられることも、良い活動の一部です。
お気に入りの遊びは、何度繰り返しても構いません。新しいおもちゃよりも、親の聞き慣れた声や予測可能なリズムの方が、赤ちゃんの関心を引くこともあります。おむつ替えの最中に実況したり、目に見えるものの名前を言ったりすることで、日常的なお世話の時間が親子の絆を深める時間になります。
元気が出ない日のために、手軽にできる活動のリストをスマホにメモしておきましょう。起きている時間をすべて埋める必要はありません。家の中が散らかっていても、無理なく自然に「一緒に何かを楽しむ(共有された注意)」ができるようにしておくことが大切です。
- 赤ちゃんの出すサインに合わせて活動を選びましょう。
- 2分間でできるバージョンも用意しておきましょう。
- 疲れや刺激過多のサインが見られたら、活動を中断しましょう。
- おなじみの歌や絵本を繰り返し楽しみましょう。
- お世話の時間も、親子の絆を深める大切なひとときと考えましょう。
「エネルギー・レベル別リスト(エネルギー・ラダー)」を作りましょう。
同じ遊びでも3つのパターンを用意します。おむつ替えの間の1分間のおしゃべり、歌や絵本を楽しむ5分間、そして家族みんなに余裕がある時の長めの散歩や床での遊び、といった具合です。こうして段階的なリストを作っておけば、疲れている日でも「親子のふれあいが全くない日」になってしまうのを防げます。
大人が見守りつつ、赤ちゃんが自分でやめられるような活動を選びましょう。疲れのサインが出ているのに、無理やり刺激を与えて続けさせようとしないでください。声を小さくする、部屋を暗くする、あるいは少し休むことの方が、その時の赤ちゃんにとっては良い「活動」になるかもしれません。
親子で楽しめるアイデアをストックしておきましょう。家族の活動リストを作る目的は、バラエティに富んだことをすることではなく、素敵なひとときを気軽に繰り返せるようにすることです。
- 1分間、5分間、そしてそれ以上の時間のバージョンを用意しましょう。
- 疲れや刺激過多のサインが見られたら、中断しましょう。
- 大人の見守りと、赤ちゃんの年齢に合った内容であることを心がけましょう。
- 自然体で楽しめる活動を繰り返しましょう。
- 静かに見守り合う時間も「遊び」の一つと考えましょう。
道具を使わない遊びの選択肢も持っておく
声、顔、清潔な手、そしてほんの数分あれば、赤ちゃんとつながることができます。道具を必要としない遊びを一つ知っておけば、疲れていたり、お世話の準備が整っていなかったりしても、赤ちゃんと触れ合う時間を諦めずに済みます。
- 日常のお世話をしながら話しかける。
- 同じ短い歌を歌う。
- 道具よりも、赤ちゃんに意識を向けることを優先する。
すぐに読める答え
新米パパがよくする質問
パパは新生児とどんな遊びができる?
話しかける、歌う、目を合わせる、お世話の内容を言葉にする、安全に抱っこする、短い絵本を読んであげる、そして適切なタイミングで優しく散歩をする。赤ちゃんのサインや、お世話に関するアドバイスを参考にしましょう。
赤ちゃんとの遊びはどのくらいの時間行うべき?
タイマーではなく、赤ちゃんのサインを見て判断しましょう。特に新生児の場合、落ち着いた数分間だけでも十分なことがあります。
出典
基本情報を読む
健康と安全に関する内容は、一般的な教育目的の要約です。ご自身のケアチームの指示に従ってください。
newdadatlas編集部が編集しています。一般的な教育目的で、基本情報へのリンクを掲載しています。個人的、緊急、医療に関する質問は、資格のある専門家にご相談ください。

